英語学校への過剰な期待
特に始めたばかりの人が抱きがちの英会話学校への過剰な期待をまずは打ち砕かなければならないでしょう。
- よくあるのが、週に1〜2回1、2レッスンほど英会話学校で受け始めたのに上達しなくて、という人がいます。するわけがありません。なぜならば、全く不十分だからです。
- 英会話学校はあくまでも自分で勉強を続けるための触媒・きっかけ・励み程度に理解しておきましょう。それをトリガーにして、あるいは励みにして勉強を続けるのです。
- 英会話学校を経営している人たちも実はこのことはよくわかっているようです。しかし、あまり正直に言ってしまうとお客が寄りつかなくなるので、にこにこして「大丈夫ですよ」なんていってるわけです。
- 英会話学校入学を決めるかどうかというときに、初心者の人からよくある質問です。「ここでたとえば、1年か2年続けたらどのくらいになるのでしょう?」。学校によってはありもしないことをいいますが、1〜2年ですと多少は毛が生えたかな、くらいです。外国人のしゃべる英語が自然に耳にはいるようになる、映画が耳にはいるようになる、なんてことは間違ってもありません。
- ただ、いつも習っている外人の先生に親しげに「Hi〜]といったり、相手の話に何となく「アハ〜ン」とあいずちをうって見せたりはできるようになるので、自分も他人も勘違いしやすい時期に入っていくことだけは確かです。。
- 要は学校へいくのは大いに結構。でも、それだけでは全く不十分。学校で身に付くことを10とすれば残りの90は自分で勉強すると思った方がいいでしょう。
- そして私は、少なくともTOEICが最低600〜700点くらいに届く前は学校に行く必要はないと思います。自分でできます。それくらいになってからの学校は意味があると思います。
- 具体的には触れませんが、本当にそれらを考慮したいい学校も少なからずあります。でも一般にテレビなどでやってるような楽しそうなところではありませんよ。